院長ブログ

ブログ記事一覧Blog

リハビリ勉強会 変形性膝関節症

2021.11.11

こんにちは、院長の筒井です。

今回はリハビリ勉強会を始めて3回目。月1回で行っていますが、1カ月がとても早く、準備がギリギリになってしまい焦ります。次回まで行えば、なんとか3日坊主はクリアです。目標が3日坊主にならないという低いものであり、すでに危ない気がしますが1年は続ける予定ですので、頑張っていきます。

今回は変形性膝関節症についてでした。整形外科疾患としてはとても多い症例でよく経験するのですが、症状や患者様の背景は多様ですので、1つ1つの症例に合わせて治療を考えていかなければいけません。治療についてまだまだ検討・考察していく余地があると思います。当院の理学療法士のスタッフも皆勉強熱心であり、自分も負けないように日々切磋琢磨していこうと思います。

健康スポーツ医学講習会(前期)

2021.11.06

こんにちは、院長の筒井です。

本日は日本医師会主催の認定健康スポーツ医の講習会があり休診とさせて頂きました。患者様には大変ご迷惑おかけします。

11/6、7が前期であり、今月の11/27、28に後期があるため、27日は再度休診の予定としています。申し訳ありません。

・健康スポーツ医とは

『地域社会において運動への関心が高まってきていることや、特定健診後の保健指導における運動指導が重要であることから、運動を行う人に対して医学的診療のみならず 、メディカルチェック、運動処方を行い、さらに各種運動指導者等に指導助言を行い得る医師として日本医師会が養成した医師』

(日本医師会認定健康スポーツ医 健康スポーツ医とはより引用)

資格をとって少しでも日常診療に活かしていければと思います。

自動精算機はじめました

2021.11.01

こんにちは、院長の筒井です。

本日(11/1)より自動精算機を始動しました。

新しい機器の導入で患者様にもご迷惑をおかけした部分もあるかと思いますが、初日はなんとか滞ることなく会計できたみたいでした。受付のスタッフの皆さま対応ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

最初は慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえばスムーズな会計作業で患者様の待ち時間短縮に繋がり、また金銭受け渡しがないことで感染対策にもなりますので頑張っていきましょう。

待合室での待ち時間に。

2021.10.30

こんにちは、院長の筒井です。

待合室にモニターを置きました。

最近、来院患者様も増加傾向であり、待ち時間が増えてしまうことで大変ご迷惑をおかけする日もあります。少しでも患者様の待ち時間に有益な医療情報をお伝えしようと思い設置しました。医療情報は随時更新していこうと思います。

自動精算機も11/1より稼働予定ですし、今後も少しずつでもよりよいクリニックを目指していこうと思います。

自動精算機を導入します

2021.10.20

こんにちは、院長の筒井です。

当院でも自動精算機を2021/11/1より導入しようと思います。

コロナウイルスも少し落ち着いてはきていますが、まだまだ油断できない状態であり、今後のニューノーマルの考えでは出来るだけ接触は避ける必要があります。患者様はもちろんスタッフの感染防止・安全のためにも金銭の受け渡しも出来るだけ非接触で行いたく、導入させて頂きます。

慣れるまではご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますがご理解頂ければ幸いです。

四十肩、五十肩とは?

2021.10.18

こんにちは、院長の筒井です。

今回は前回の続きで四十肩、五十肩と呼ばれる疾患について少しまとめてみました。

正式病名は『肩関節周囲炎』と言います。なぜ四十肩や五十肩という名称で呼ばれるのかというと、その名の通り、40-50歳頃に肩が痛くなり発症することが多いためです。もちろん30歳でも60歳でも発症する可能性はあります。

(原因)

外傷や石灰沈着性腱板炎など何らかの原因で肩関節内の関節包に炎症が起こることで発症します。

原因と病態

(症状)

夜間痛(痛くて眠れない)や肩が上がらないという可動域制限などの症状が特徴的です。

肩関節周囲炎の症状には3つのフェーズがあります。①炎症期:痛みがとても強い時期②拘縮期:肩が硬くなり動かしにくい時期③回復期:症状が回復してくる時期です。

(治療)

四十肩・五十肩は放っておいてもいつか治ると思われている方も多いのではないでしょうか。確かに上にも記載したように①、②、③の症状の時期があり、③の回復期が存在していることから、自然と治るケースもあります。しかし、中には待てど暮らせど治らないケースも多く、治ったとしても1年以上かかることもあります。1年以上も肩の痛み、肩の動きの悪さを抱えて生活することはとても大変なことです。

早期に治療を介入するほど当然治癒しやすいため、最近は症状の早期から積極的に治療を行うことが推奨されています。治療は上の病期に合わせて変えていきます。

①炎症期:この時期は無理に動かすと更に炎症が増悪するため安静が大事ですが、早期に治療介入していくためには関節内注射による抗炎症を行い、疼痛を抑えます。

②拘縮期:疼痛を再燃させないように注意しながら、理学療法士による運動療法を行います。合わせて関節外注射(ハイドロリリース)・関節内注射(joint distension)による治療を行います。それでも改善困難な方にはサイレントマニピュレーションを行います。サイレントマニピュレーションとは神経ブロックによる麻酔をかけた状態で徒手的に関節包を切っていく処置です。詳しくはhttps://www.tsutsuiseikeigeka-clinic.com/silent-manipulation/

サイレントマニピュレーション
サイレントマニピュレーション

③回復期:運動療法を行うことで積極的に可動域改善を目指します。

以上簡単にではありますが、まとめてみました。患者様の多くが、来院されたときには発症してから数カ月経過しており、やはり四十肩だろうと思っていずれ治ると放っておいたと言われます。確かに治る方もおられるのでしょうが痛みが強い時期は寝るのも辛かったと思います。疼痛を減らす方法はあるため我慢せずに近医にご相談されることをお勧めします。

リハビリ勉強会 

2021.10.14

こんにちは、院長の筒井です。

月1回のリハビリ勉強会を行いました。先月から始めたばかりですが、準備が大変で危なく3日坊主よりも最短な1日坊主で終わるところでした。危ない危ない、、。

準備は大変ですが得られることも多く、資料をまとめていたり、出来るだけわかりやすく作ろうとすることで自分の勉強になります。また勉強会を通して理学療法士のスタッフと討論することも出来、連携、知識の共有など多くのことが相乗効果的にレベルアップ出来ます。とりあえず1年間は継続していけたらと思います。

今回は肩関節周囲炎いわゆる四十肩・五十肩と言われる疾患を中心に勉強しました。この疾患を選んだのは最近はこの疾患で受診される方も多く、またこの疾患の治療に関しても以前のものとはかなり変わってきており、医師・理学療法士による連携した治療がとても大事だからです。

そもそも四十肩・五十肩という名前は原因不明の肩痛が四十歳-五十歳頃に出現するということから付けられているようなものであり、原因不明なものに治療の方法がなかったのは仕方ないのかなと思います。しかし今はある程度原因が解明されてきており、治療法の選択肢も増えています。以前のような痛み止めや湿布などで痛みをなんとか抑えながら自然と治るのを待たなければならないというものではなく、積極的に治療していくことが出来るようになってきています。年だから仕方ないと我慢せずに近くの整形外科に相談してみてください。

次回は四十肩、五十肩について少しまとめてみようと思います。

久々の息抜き

2021.10.10

こんにちは、院長の筒井です。

本日も青空が広がり、外出したくなる1日でしたね。とはいえコロナ禍ですし、あまり遠くには行けないのでどうしようかと悩んでいたところ、下関酒造さんで酒蔵祭りなるものが開催されていたので、朝から家族で少しのぞいてみました。朝一番でお客さんはまだ少ない方でしたが地元のお店が出店されていて、活気のあるいい雰囲気でした。美味しそうな食品や日本酒などが数多く並んでおり、見ていて楽しかったですね。

下の写真は下関市立大学の学生さんと下関酒造さんがコラボした日本酒だそうです。学生さんが元気に接客、販売されていたのと、可愛いイラストに惹かれて買ってみました。子どもの姿を確認した途端、『こちらもどうですか?』とすかさずピンバッジもお勧めいただいたため(おすすめされたので)、買わずにはいられませんでした。(笑)販売上手な学生さんです。子どもも付けてあげると喜んで飛び跳ねていたので買って正解でしたね。

さあ、リフレッシュもできたし明日からもまた1週間気合い入れて頑張りましょう!

整形外科リハビリテーション学会学術集会 創立30周年記念大会

2021.09.19

こんにちは、院長の筒井です。

9/19.20と整形外科リハビリテーション学会学術集会 創立30周年記念大会が開催され、web参加してきます。

コロナで大変な今日この頃ですが、こういった学会もweb開催が増えて、有名な先生方の講演を現地でなくてもwebで拝聴出来るようになったことは、ひとつありがたいことでもありますね。

この業界では錚々たる先生方の講演楽しみです。しっかり学んで自分の診療に生かしていけたらと思います!

コロナワクチン集団接種に出務しました

2021.09.12

コロナワクチン集団接種

こんにちは、院長の筒井です。

9/11夜間の部で集団接種に出務してきました。各職種のスタッフが十分に配置されてり、感染対策も十分、接種に来られた方たちもとてもスムーズに滞りなく接種が終了していました。

当院でも個別接種を行っていましたが、現在個別接種へのワクチンの供給が不安定であり、現在当院では中止していますので、その分少しでも下関市民へのワクチン接種に貢献できればと思い参加しました。

現在下関市の接種対象者は12歳以上の下関市民となっており、高校生などの接種者も見受けられました。以下に下関市のワクチン接種についての記載があるURLを載せておきますので、接種を考えられている方は確認してみてください。http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1611906534517/index.html#01

私個人のコロナワクチンへの考えは、副反応があることや新しいワクチンであり長期的にみて確実な安全というデータが分からないということへの不安は多少なりともありますが、現在でているデータからするとそれらのデメリットよりコロナウイルスに感染したときの重症化のリスクや後遺症のリスクなどの方がはるかに大きいように考えられ、やはりワクチン接種による得られるメリットの方が大きいと考えます。もちろん強制ではありませんので個人個人の考えを尊重します。

なにはともあれ、早くコロナウイルスが終息し、気軽に外出できるようになりたいですね。

私もワクチンは接種しているとはいえ、今後も今まで通り、感染対策を行いながら日々診療に取り組んでいきます。