院長ブログ

2021年10月のブログ記事一覧Blog

待合室での待ち時間に。

2021.10.30

こんにちは、院長の筒井です。

待合室にモニターを置きました。

最近、来院患者様も増加傾向であり、待ち時間が増えてしまうことで大変ご迷惑をおかけする日もあります。少しでも患者様の待ち時間に有益な医療情報をお伝えしようと思い設置しました。医療情報は随時更新していこうと思います。

自動精算機も11/1より稼働予定ですし、今後も少しずつでもよりよいクリニックを目指していこうと思います。

自動精算機を導入します

2021.10.20

こんにちは、院長の筒井です。

当院でも自動精算機を2021/11/1より導入しようと思います。

コロナウイルスも少し落ち着いてはきていますが、まだまだ油断できない状態であり、今後のニューノーマルの考えでは出来るだけ接触は避ける必要があります。患者様はもちろんスタッフの感染防止・安全のためにも金銭の受け渡しも出来るだけ非接触で行いたく、導入させて頂きます。

慣れるまではご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますがご理解頂ければ幸いです。

四十肩、五十肩とは?

2021.10.18

こんにちは、院長の筒井です。

今回は前回の続きで四十肩、五十肩と呼ばれる疾患について少しまとめてみました。

正式病名は『肩関節周囲炎』と言います。なぜ四十肩や五十肩という名称で呼ばれるのかというと、その名の通り、40-50歳頃に肩が痛くなり発症することが多いためです。もちろん30歳でも60歳でも発症する可能性はあります。

(原因)

外傷や石灰沈着性腱板炎など何らかの原因で肩関節内の関節包に炎症が起こることで発症します。

原因と病態

(症状)

夜間痛(痛くて眠れない)や肩が上がらないという可動域制限などの症状が特徴的です。

肩関節周囲炎の症状には3つのフェーズがあります。①炎症期:痛みがとても強い時期②拘縮期:肩が硬くなり動かしにくい時期③回復期:症状が回復してくる時期です。

(治療)

四十肩・五十肩は放っておいてもいつか治ると思われている方も多いのではないでしょうか。確かに上にも記載したように①、②、③の症状の時期があり、③の回復期が存在していることから、自然と治るケースもあります。しかし、中には待てど暮らせど治らないケースも多く、治ったとしても1年以上かかることもあります。1年以上も肩の痛み、肩の動きの悪さを抱えて生活することはとても大変なことです。

早期に治療を介入するほど当然治癒しやすいため、最近は症状の早期から積極的に治療を行うことが推奨されています。治療は上の病期に合わせて変えていきます。

①炎症期:この時期は無理に動かすと更に炎症が増悪するため安静が大事ですが、早期に治療介入していくためには関節内注射による抗炎症を行い、疼痛を抑えます。

②拘縮期:疼痛を再燃させないように注意しながら、理学療法士による運動療法を行います。合わせて関節外注射(ハイドロリリース)・関節内注射(joint distension)による治療を行います。それでも改善困難な方にはサイレントマニピュレーションを行います。サイレントマニピュレーションとは神経ブロックによる麻酔をかけた状態で徒手的に関節包を切っていく処置です。詳しくはhttps://www.tsutsuiseikeigeka-clinic.com/silent-manipulation/

サイレントマニピュレーション
サイレントマニピュレーション

③回復期:運動療法を行うことで積極的に可動域改善を目指します。

以上簡単にではありますが、まとめてみました。患者様の多くが、来院されたときには発症してから数カ月経過しており、やはり四十肩だろうと思っていずれ治ると放っておいたと言われます。確かに治る方もおられるのでしょうが痛みが強い時期は寝るのも辛かったと思います。疼痛を減らす方法はあるため我慢せずに近医にご相談されることをお勧めします。

リハビリ勉強会 

2021.10.14

こんにちは、院長の筒井です。

月1回のリハビリ勉強会を行いました。先月から始めたばかりですが、準備が大変で危なく3日坊主よりも最短な1日坊主で終わるところでした。危ない危ない、、。

準備は大変ですが得られることも多く、資料をまとめていたり、出来るだけわかりやすく作ろうとすることで自分の勉強になります。また勉強会を通して理学療法士のスタッフと討論することも出来、連携、知識の共有など多くのことが相乗効果的にレベルアップ出来ます。とりあえず1年間は継続していけたらと思います。

今回は肩関節周囲炎いわゆる四十肩・五十肩と言われる疾患を中心に勉強しました。この疾患を選んだのは最近はこの疾患で受診される方も多く、またこの疾患の治療に関しても以前のものとはかなり変わってきており、医師・理学療法士による連携した治療がとても大事だからです。

そもそも四十肩・五十肩という名前は原因不明の肩痛が四十歳-五十歳頃に出現するということから付けられているようなものであり、原因不明なものに治療の方法がなかったのは仕方ないのかなと思います。しかし今はある程度原因が解明されてきており、治療法の選択肢も増えています。以前のような痛み止めや湿布などで痛みをなんとか抑えながら自然と治るのを待たなければならないというものではなく、積極的に治療していくことが出来るようになってきています。年だから仕方ないと我慢せずに近くの整形外科に相談してみてください。

次回は四十肩、五十肩について少しまとめてみようと思います。

久々の息抜き

2021.10.10

こんにちは、院長の筒井です。

本日も青空が広がり、外出したくなる1日でしたね。とはいえコロナ禍ですし、あまり遠くには行けないのでどうしようかと悩んでいたところ、下関酒造さんで酒蔵祭りなるものが開催されていたので、朝から家族で少しのぞいてみました。朝一番でお客さんはまだ少ない方でしたが地元のお店が出店されていて、活気のあるいい雰囲気でした。美味しそうな食品や日本酒などが数多く並んでおり、見ていて楽しかったですね。

下の写真は下関市立大学の学生さんと下関酒造さんがコラボした日本酒だそうです。学生さんが元気に接客、販売されていたのと、可愛いイラストに惹かれて買ってみました。子どもの姿を確認した途端、『こちらもどうですか?』とすかさずピンバッジもお勧めいただいたため(おすすめされたので)、買わずにはいられませんでした。(笑)販売上手な学生さんです。子どもも付けてあげると喜んで飛び跳ねていたので買って正解でしたね。

さあ、リフレッシュもできたし明日からもまた1週間気合い入れて頑張りましょう!