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第61回地域合同勉強会
2025.12.05
こんにちは😃理学療法士の久原です。
最近は寒くなり、布団の心地良さを感じる毎日です。
今回のテーマは、「頸部痛の治療と評価」で担当は当院の松本PTでした。
今回の勉強では、主に洗濯物やドライヤーの動作時に上腕部の痺れや疲労感を呈する胸郭出口症候群についての解剖学と評価、治療法と丁寧に教えて頂きました!
胸郭出口症候群の絞扼されるポイントは主に3つあり、①前斜角筋と中斜角の間②第1・2肋骨の間③小胸筋の下
主にこの3つが絞扼受けるポイントであり、この中で絞扼が最も多いのが前斜角筋と中斜角筋の間となっております。
この筋肉は首についている筋肉で近くには太い血管があります。頸部の血管に圧が加わってしまうと失神の恐れもあり、過度に触ったりする場合は危険です。
正しく、触ることができれば治療で効果が出る場所でもあるのでエコーを使用しながら参加者の皆さんには治療をして頂きました。
この勉強会も61回目となり、エコー、触診の技術の腕前が向上していると実感しました。

多くの患者様に貢献していただけると幸いです。
次回12月12日金曜日に「手関節の治療と評価」をテーマに当院にて勉強会を開催致します。まだまだ参加者募集中です。初めての参加も大歓迎です。参加希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております。
成田先生腰痛セミナーin鹿児島
2025.11.23
こんにちは!鹿児島初上陸を果たしました理学療法士の山中です!
このたび11月23日に鹿児島県の鹿児島第一医療リハビリ専門学校にて開催されました腰痛運動療法セミナー実技2(器質的障害編)に参加してきました!講師は成田崇矢先生でした。
器質的障害編ということで主に「椎間板ヘルニア」、「脊柱管狭窄症」を中心とした腰痛、殿部、下肢痛、痺れに対してのアプローチを学ぶことができました。
どちらも椎間板の変性によって引き起こされますが病態は全く異なります。同じ下肢痛でも神経の圧迫、伸長ストレス、滑走障害、筋性などなど様々な原因が考えられます。
主に神経孔の拡大、坐骨神経、大腿神経の滑走操作についての手技、セルフエクササイズを教えていただきました。
20年以上殿部~下肢にかけて痛みと痺れがある先生が今回のセミナーに参加されており、成田先生の介入によって即時的に症状が改善するのを目の前で見ることができました。改めて理学療法の可能性を感じました。
成田先生のセミナーでは治療技術だけでなく、患者様との関わり方についても学ぶべきところが多くあります。今回も貴重なお話をたくさん聞くことができました。
今回教えていただいたことをスタッフに共有し、より良いリハビリを提供できるよう精進致します。
第60回地域合同勉強会
2025.11.14

こんにちは。理学療法士の松本です。
この度、60回目の開催となる当院での地域合同勉強会が開催されました。
毎月2回、基本的には第二・第四金曜日で開催していますが、もう60回目となりました。当院スタッフや、業務後にも関わらず参加して下さる下関地区のセラピストの方々のおかげです。本当にありがとうございます。
さて、今回は『頚部痛の治療と評価』というテーマで、講師は当院の野間PTが担当しました。肩こりを主症状とする頚部の痛みに対する介入方法や、腕などに痺れや痛みを主症状とする頸椎症性神経根症に対する評価、介入の流れを、実技を交えて分かりやすく説明していただきました。

どこの感覚が低下していて、どこの筋力が低下しているのか、しっかりと一つ一つ評価をして仮設を立てて介入する事の大切さを、参加された方々は感じられたと思います。
解剖を理解する事は出来ても、実際に一つ一つ関節や筋肉を触る事に難しさを感じられた方もいるとは思いますが、少しずつ練習して、共に技術を高めていきましょう!

当院での勉強会の中では、超音波画像診断装置(エコー)を使用し、実際に狙っている組織を目で見て確認し、その組織まで手が届いているか、正確に触れているか等を確認します。
施設や病院にエコーがなくとも、勉強会に参加されることで、触診や、解剖の理解も深まると思います。
今回担当して下さった野間PT、そして参加して下さったセラピストの方々本当にありがとうございました。
次回は11月28日(金曜日)18時30分より『頚部疾患に対する評価と治療(胸郭出口症候群)』というテーマで、松本が担当させていただきます。初めて参加される方も大歓迎ですので、ぜひ参加されて下さい。
初めて参加される方は【tsutsuiseikei0101@gmail.com】こちらまでご連絡をお願いいたします。
小野志操先生「手関節セミナー」in京都
2025.11.10
こんにちは!理学療法士の德田です。
この度、11月9日(日)に、なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックにて開催されました、小野志操先生による「解剖学に基づいた手関節の治療技術」に参加してきました!
今回のセミナーでは橈骨遠位端骨折後のリハビリに着目した内容がメインでした。橈骨遠位端骨折は転倒時、強く手をついた際に起こりやすい骨折です。
手根骨と呼ばれる手首より先にある小さな骨の触診から始まり、手関節の可動域を拡大するための治療技術を多く学びましたが、毎度ながら触診の大切さをわからされました。笑
橈骨遠位端骨折に対する最新の知見も多く知ることができましたので、クリニックに持ち帰ってスタッフに共有し、手関節の痛みで悩まれている方へより良い治療が提供できるよう精進して参ります。

運動器機能解剖学研究所(膝)
2025.11.08
こんにちは!
気温の変化に体が追いついていないPT岡崎です!笑
この度、11月8日(土)に岐阜県にある運動器機能解剖学研究所に当院PT2人で行ってきました!今回のセミナーのテーマは「膝関節拘縮に対する機能解剖学的運動療法」で講師は岸田敏嗣先生でした。
今回は、主に膝関節の可動域制限(膝が曲がらない、伸びない)に対し、可動域の改善に関する治療を学びました。改めて、可動域制限の原因や解剖を整理することが出来ました。

整形外科の外来では、膝の痛みを主訴に受診される方が多くいらっしゃいます。変形性膝関節症を中心として、階段昇降やしゃがみ込むと痛い、痛くて膝が伸びないなど、痛みと可動域の制限を伴う方は多いです。また、膝の変形が進行し人工膝関節の手術をされる方もいらっしゃいます。その中で理学療法士が出来ることは、無痛で膝がよく動くこと、支えれることを目標に治療することです。今回のセミナーでは即時的に可動域が変化する治療が盛り沢山あり、学んだ内容を練習・復習して膝の痛みで悩まれている患者様に貢献出来るよう精進していきたいと思います!!
運動器機能解剖学研究所のFellowになりました!
2025.11.04
こんにちは!最近プリン味のパルムにどハマりしている理学療法士の德田です!仕事終わりに誘惑に負けて買ってしまいます...笑
この度11月2日(日)に岐阜県の運動器機能解剖学研究所で「慢性腰痛に対する機能解剖学的運動療法」について教えていただきました。
一昔前までは腰痛の約8割が原因がわからない非特異的腰痛と言われていましたが、最近では「椎間板性腰痛」「椎間関節性腰痛」「筋筋膜性腰痛」「仙腸関節性腰痛」の4つ分類されるようになっており、痛みをだしている組織が何なのか、ある程度鑑別できる時代になってきています。
今回のセミナーでは、仙腸関節性と椎間関節性の腰痛に対する治療技術やその他の腰痛の解剖学や運動学を用いた知見を細かいところまで教えていただきました!
また、私事ですが、研究所の規定の研修を一通り受講した為、運動器機能解剖学研究所のFellow認定をいただきました。初受講から1年と3か月経ちましたが、新卒1年目から林先生をはじめとした運動器リハビリのトップランナーの先生方のもとで学べる環境をつくっていただいた院長、スタッフの皆様には感謝しかありません。
今後も現状に満足せず学びを継続していきます。そして、いつの日か地域の皆様に身体が痛くなっても「德田なら何とかしてくれる」と思ってもらえる様な存在になれたらと思います。PT德田の成長に乞うご期待ください!

成田先生腰痛セミナーin香川!
2025.11.03
こんにちは!気温が一気に下がり乾燥が気になる季節になってきましたね!肌の保湿に余念がない理学療法士の山中です!
今回は香川県の穴吹リハビリテーションカレッジにて開催されました腰痛運動療法セミナー(筋筋膜性腰痛)に当院理学療法士が行ってきました!
筋筋膜性腰痛は文字通り筋肉や筋肉を覆う筋膜、または脂肪組織が原因で痛みを引き起こす腰痛です。局所ではなく広範囲に痛みを感じることが特徴です。筋•筋膜の滑走障害、過緊張などが痛みの原因とされており、まずはそれらを取り除く必要があります。
しかしリハビリをして一時的に痛みが引いても、原因となる動作や姿勢を改善しなければ繰り返し症状が引き起こされます。原因動作や痛みの増悪因子を特定するために問診、評価が非常に重要となります。
また筋•筋膜性腰痛にはストレッチが効果的です。ストレッチはやり方が重要です。やり方によってはストレッチしていても逆に筋肉が緊張してしまうこともあります。
筋•筋膜の滑走性改善には静的ストレッチが有効です。このときのイメージは「フライパンの上でバターが溶けるように」です。大きく呼吸し30秒ほど行うようにしましょう。
筋緊張の改善には動的ストレッチが有効です。人それぞれパフォーマンスを1番発揮できる筋緊張があります。動作のなかで自分にとって最適な筋緊張を学習することができます。
ストレッチの目的は筋•筋膜の質の向上です。筋細胞のターンオーバーは3ヶ月~半年ほどと言われています。質を変えるには時間がかかります。週に1度のリハビリだけではなく患者様本人が日々意識的に行うことが必要です。
原因を特定し患者様自身が運動により痛みが改善する成功体験を経て、自身で痛みをコントロールできるようになるまでがゴールです。
我々セラピストは患者様にとっての環境因子となります。いかに信頼関係を築けるかはセラピストの人間力•経験にかかってきます。日々の患者様との関わり方を今一度見直す良いきっかけとなりました。
今回学んだことをスタッフと共有し、より良いリハビリを提供できるよう精進していきます。
最後に昼休憩でうどんを食べました!とても美味しかったです!


第59回地域合同勉強会!
2025.10.31
こんにちは!最近トリムバレーボールにはまっている理学療法士の德田です。
先日、当院にて第59回地域合同勉強会が開催されました。今回のテーマは「肩関節の治療と評価」で講師は当院の久原PTが担当しました!
今回は肩の痛みでも多くの方が悩まれている「結滞制限」に対する治療技術を学びました!
結滞は筋肉だけでなく、神経障害でも制限される場合があります。その中でも制限になりやすい「橈骨神経」の治療や、筋間の滑走性を向上させる治療等々、3つの治療技術を学びました。
即時的に治療効果がでて驚かれている先生も多くおられました!!
講師の久原PT、ご参加してくださった先生方ありがとうございました。
次回の地域合同勉強会は11月14日(金)の18:30〜当院筒井整形外科クリニックの第二リハ室にて開催します。テーマは「頸部の評価と治療」です。
初めての方も大歓迎です!参加希望の方は「tsutsuiseikei0101@gmail.com」までご連絡ください。スタッフ一同お待ちしております!


膝関節疾患に対するセミナーに参加してきました
2025.10.29
こんにちは!急に寒くなってさらに布団からの脱出が難しくなりました、理学療法士の伊藤です。
先日、熊本にて開催された「膝関節疾患に対する解剖学に基づいた治療技術」に当院スタッフ4名が参加してきました。講師は小野志操先生でした。
膝関節は筋肉ももちろんですが、衝撃吸収や膝の安定性に寄与している半月板や靭帯、関節包など様々な構成から成り立っています。変性などにより疼痛が出現しますが、骨の変形の強さと痛みの強さは相関しないことも多々あります。何が痛みとして出ているのか?筋や神経、関節包に対する解剖学的な知識から実際の評価・治療まで幅広く学ぶことができました。
当院にも膝関節に痛みを抱えた方は多く来院されます。少しでも多くの方に良い治療が提供できるよう、スタッフ間で共有していきます!
大森崇史先生のセミナー開催!!
2025.10.28
急に寒くなりましたが皆さまお元気にされていますか?
理学療法士の松本です。
この度2025年10月11日・12日、当院にIPNFA国際インストラクターの大森崇史先生とIPNFAアシスタントの中村洋一郎先生をお招きしてセミナーを開催しました。

今回のセミナーでは患者様にご協力をいただき、大森先生の臨床を、参加したスタッフで見学をさせていただきました。

リハビリを行う上での臨床推論や、アプローチ方法などPNFを学んだ事のない私たちに対しても分かりやすく説明してくださり、沢山の臨床の質問もさせていただきました。

今回のセミナーを通して、改めて理学療法の凄さや、私たち理学療法士の果たすべき役割というものを実感する事ができました。これから先も、患者様に最も良い医療を提供できるように、スタッフ全員で頑張っていきます。引き続きよろしくお願いいたします。
そして講師を務めて下さった大森崇史先生、アシスタントを務めて下さった中村洋一郎先生、本当にありがとうございました。

