院長ブログ

2025年06月のブログ記事一覧Blog

第51回地域合同勉強会

2025.06.29

こんにちは、年々蚊に刺されることが多くなった理学療法士の岡崎です!

先日、第51回目の地域合同勉強会が当院にて開催されました。テーマは「体幹機能の評価と治療」で講師は当院の伊藤PTが担当しました。今回の内容は、体幹の深層筋(インナーユニット)について学ぶことができました。

体幹を安定させるために、主に4つの深層筋があります。それら筋肉がユニットして働くことで体幹が安定し動作が可能となります。今回は、その中でも「骨盤底筋群」に着目しエコーや触診を用いて学びました。骨盤底筋群は、弱くなると腹圧性尿失禁と呼ばれる尿漏れの原因になったり、産前産後の腰痛や骨盤臓器脱といった体のトラブルの原因になります。骨盤底筋群の収縮動態をエコーで評価し、収縮がイメージしやすいセルフケアまで理解を深めることが出来ました。

次回は7月4日(金)18:30より「足関節の評価とエコー」をテーマに当院にて勉強会を開催予定です。初めての方も参加者募集中です。参加ご希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております!

第50回地域合同勉強会

2025.06.17

こんにちは。たくさん食べても体重が増えない人が羨ましいダイエット中の徳田です。

先日、第50回目の地域合同勉強会が当院にて開催されました。今回は「体幹機能の評価と治療」というテーマで講師は当院の岡崎PTでした。

今回は体幹の中でも胸郭や肩甲骨の可動性について学んでいきました。

胸郭とは、胸椎、肋骨、胸骨で構成される、胸部の骨格を指し、胸郭の可動域制限は首こり、肩こり、四・五十肩、腰痛、股関節痛など多岐に影響を及ぼします。

今回の講義ではそんな胸郭の柔軟性の評価や治療、セルフエクササイズについてより深く学ぶことができました。

次回は6月27日(金)18:30より「体幹機能の評価と治療」をテーマに当院にて勉強会を開催予定です。初めての方も参加者募集中です。参加ご希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております。

運動器機能解剖学研究所に行って来ました!!

2025.06.10

こんにちは。

最近ご飯を沢山食べるようになったのですが、一向に体重が増えないことで自分の体に疑問を抱いてるPT久原です。

さて、先日の6月7,8日(土・日)

岐阜県にある運動器機能解剖学研究所のセミナーに行って来ました!!

1日目は、岸田敏嗣先生が講師の「初学者のためのエコーセミナー」

2日目は、福吉正樹先生が講師の「運動器超音波リハビリテーション肘関節・前腕編」

に参加しました!!

2日間ともエコーについてみっちり学ぶことができました。

岸田先生の方では、エコーの使い方についてご教授してもらいました。

エコーには短軸操作(プローブという機械を横向きにする操作)と長軸操作(プローブを縦向きにする操作)があります。

骨が出ているところなどは中々操作が難しく苦戦しましたが、良い経験になりました!

あと、岸田先生は元々大学で法学部卒業らしく法律についての読み方や解釈の仕方なども教えて頂きました。

福吉先生の方では、エコーを使用した野球肘に対する治療をご教授してもらいました。

講義内容を一つピックアップすると

野球肘に多いのは肘関節の内側の痛みだと思います。

よくあるのは、ボール投げる直前で痛みが出ると訴えがあります。

ボールを投げる直前には、肘関節内側の靭帯に強烈に負荷が掛かります。研究では靭帯だけで止めることになると投球動作一回するだけで簡単に断裂してしまうらしいです。

そのためには、肘の内側の筋肉が一緒にストレスに耐える為にサポートをしています!

肘関節内側の筋力トレーニングがとても重要だと分かりましたが、神経の圧迫等があると中々筋力は付きません。

そこで、エコーを使用した理学療法があれば神経に対して介入することでき、結果筋力トレーニングがより効率良くできることを学びました!!

小さいお子様や中学生・高校生で野球肘の痛みが大小あり、通院を迷われている方はいらっしゃると思いますが、我慢してても痛みが解決することは非常に少ないと思います。

当院では、野球肩や野球肘に対して知識あるスタッフも在籍していますので、是非来院の希望があればよろしくお願い致します!!

最後に、岐阜県で食べた焼肉も写真に添えて置きます(^^)

運動器機能解剖学研究所に行ってきました!

2025.06.04

こんにちは、理学療法士の岡崎です!

この度、6月4日(水)に岐阜県にある運動器機能解剖学研究所で開催されたセミナーに当院理学療法士2名で参加してきました。テーマは「肩関節障害に対する機能学的運動療法」で講師は林典雄先生でした。機能解剖学の知識をベースに細かい触診や評価、治療まで丁寧にご指導頂き、肩関節の痛みを改善するために必須となるスキルを多く学べた1日でした。

肩関節の痛みを改善するためには、「上腕骨頭の求心性」をいかに獲得出来るかが肝心です。肩関節は自由度の高い関節である為、関節の軸がずれた状態で動くことで痛みの誘発に繋がります。今回のセミナーでは、求心性を獲得する為の可動域(筋緊張)の改善と筋力、末梢神経障害に対する治療を学ぶことができました。

肩関節の痛みは、不良姿勢による頚部から肩までの神経の負担により、長期間痛みが続きやすく助長されやすい為、良姿勢への改善も含めて治療が必要だと改めて感じました。
正しく触診し、肩の立体的な構造を意識しながら治療するために院内での日々の練習や自己研鑽をしていきたいと思います!今回学んだことを院内で共有して、患者様へ還元できるよう精進していきたいと思います!