院長ブログ

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第34回下関地区合同勉強会

2024.10.08

こんにちは!理学療法士の伊藤(杏)です。

先日、第34回目の地域合同勉強会が開催されました。今回は「肘関節・前腕に対する触診とエコー」というテーマで講師は当院の松本PTでした。

肘関節といえば外側上顆炎、いわゆるテニス肘がよく思い浮かぶと思います。再発が多いといわれている疾患ですが、肘関節に付着する筋の硬さが関節の動きを邪魔してしまい、疼痛を引き起こしている場合があります。そんな肘関節の動きをしっかり引き出すため、まず治療に必要な筋や骨をトレースしましたが‥肘関節は複雑でなかなか大変でした!(笑)ですがエコーを活用しながらみんなで教え合いながら頑張りました!

次回は10月18日金曜日に「肘関節・前腕に対する評価と治療」をテーマに当院にて勉強会を開催予定です。初めての方も参加者募集中です。参加ご希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

頚部のセミナーに参加!!

2024.09.29

皆さんこんにちは!昨夜キャッチに初めて声をかけられ、困惑ながらも初めての経験に嬉しくなった理学療法士の野間です。

この度、9月29日(日曜日)に神奈川県横浜市の桐蔭横浜大学で開催された「腰痛運動療法セミナーアドバンスコース 頚椎編」に参加してきました!講師は、腰痛理学療法の第一線でご活躍されている成田崇矢先生でした。

今回は、題名にもある通り頚部痛に関する内容でした。頚椎と腰椎は同じ背骨の一種であり、腰痛が得意な成田先生は頚部痛の治療も得意としています。

頚部と言えば交通事故後などの外傷が影響するものや、デスクワークで姿勢が悪い状態が続くことなどでの慢性的な頚部痛、肩甲骨周りや腕、前腕の痺れや痛みが気になるといった方も多いと思います。そんな悩める頚部痛(頚部由来の神経痛)ですが、頚椎の構造を理解し、どのようなストレスが加わることで痛みが生じているかがわかれば気をつけるべき姿勢や動作がわかります。また、評価や治療としてもどのように変化があればその部位に問題がありそうかがより明確になりました。

背骨は頚椎→胸椎→腰椎→仙骨→尾骨の順番で区分されており、頚椎と胸椎は密接に関係しています。例として、猫背の場合を想像してみると胸椎の部分が主に丸くなりすぎてしまい、構造的に頚椎に余計な負担をかけすぎてしまう場合が多く見受けられます。そのため、頚椎周りの運動だけでなく、胸椎部分も含めたストレッチも必要です。

今回学んだ内容を院内スタッフに共有し、頚部周りの痛みでお悩みの患者様を改善できるよう精進していきます!

第33下関市地区地域合同勉強会

2024.09.28

こんにちは。理学療法士の久原です。

少しずつ朝と夜の寒さを感じる季節になってきましたが、まだまだ昼は暑いですね(^^)

さて、今回9月27日金曜日、第33回目となる下関市地区地域合同勉強会が当院にて開催されました。

今回のテーマは、「股関節の治療と評価 股関節開俳動作の制限となっている筋肉の治療と内側の太ももに分布する閉鎖神経の治療」で担当は当院の伊藤PTと岡崎PTでした。

今回の勉強では、股関節開俳動作の制限因子である小臀筋の触診とアプローチ、閉鎖神経に対するアプローチが中心に講義が行われました。右の開俳動作はできるのに左はできない…そういった症状の患者様は非常に多いと思います。

勉強会の中では、皆さん熱心に評価や触診をしており、本当にそこが狙ってる場所なのか、先輩達の指導を受けながらエコーを通してより解像度の高い理学療法を学んでいました。実際に効果が出てるグループもあり、皆さん良い笑顔をしていました(^^)

今回は、股関節ですが閉鎖神経は膝の患者様にも使える内容だと思います。局所だけでなく全体を見ると意外なヒントが隠れてるかもしれません。

そういった学びも忘れず、患者様には常に最高の治療を提供できますようにスタッフ一同、知識と技術を研鑽して参ります。今回講師の伊藤PT、岡崎PT、本当にありがとうございました。そして他院のリハビリスタッフの方ありがとうございました。

次回10月4日金曜日に「肘関節・前腕の触診とエコー」をテーマに当院にて勉強会を開催致します。まだまだ参加者募集中です。初めての参加も大歓迎です。参加希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております。

小野志操先生 足関節セミナーin熊本

2024.09.22

こんにちは。理学療法士の松本です。少しずつ朝と夕の涼しさが増して、秋の気配が一層深まってまいりました。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

本日9月22日(日曜日)は当院スタッフ3名で熊本県に行き、小野志操先生の足関節セミナーを受講してきました。今回のセミナーでは、足関節のトラブルとしてよく見られる足関節捻挫や骨折、足底腱膜炎、アキレス腱炎について学びました。特に、これらの病態に関連する筋肉や骨の触診技術、理学療法の重要性、そしてテーピング技術について深く掘り下げることができました。

7時間という長丁場の中で、講師の先生に多くの質問をさせていただき、スタッフ同士でも意見を交わしながら充実した時間を過ごしました。学んだことをしっかりと復習し、習得した技術を活かしていくことが重要だと感じています。

来週からは、今回の学びを復習し、さらなる技術向上を目指します。私たちスタッフ一同、より良いサポートができるよう努めてまいりますので、どうぞご期待ください。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

最後になりますが、勉強会後には熊本で赤牛を食べて帰りました!おいしかったです!!

第32回地域合同勉強会

2024.09.22

こんにちは!久しぶりの朝の涼しさに感動した理学療法士の野間です。猛暑続きでしたが少しずつ秋を感じる気候になりましたね。

さて、先日9月20日金曜日に第32回目の地域合同勉強会が開催されました。今回のテーマは「股関節の触診とエコー」で、講師は当院の岡崎PTでした。

股関節の痛みが酷くなると、膝関節と同じく人工関節の手術を行うこともあります。ですが、今回のメインテーマである「大腿神経」と言う神経に対してのアプローチにより、手術を遅らせることや、手術が必要であったであろう患者様が手術をしなくても良くなったという事例が多数報告されています。

そんな大腿神経への治療やエコーを確認することにより、股関節が反らしやすくなったと多くの参加者の皆さんも実感されていました。もしかしたら手術が必要になるかもしれない患者様を事前に治療できる知識・技術を習得できたのではないでしょうか。ちなみに私は大腿神経への治療多用しています(笑)

次回は9月27日金曜日に「股関節の評価と治療」をテーマに当院にて勉強会を開催予定です。初めての方も参加者募集中です。参加ご希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

感謝祭&内覧会

2024.09.14

こんにちは!理学療法士の伊藤(杏)です。

先日9月1日に当院にて感謝祭&内覧会(待合室と第二リハ室)を開催しました!
このような催しを行うのは初めての試みで、全く予想がつかず‥実行委員をはじめ、職員一同で色々と準備や練習をしましたが「本当に地域の方が来てくれるかな?」と、正直とても不安でした。

しかしいざ開始時間となりクリニックのドアを開けると、たくさんの方々が並ばれており一気に不安は吹き飛び、大忙しで駆け回る1日となりました!(笑)良い意味で予想外の連続で、とても忙しかったですがその何倍も楽しかったです!

私たちがこの感謝祭を行った理由はいくつかありますが、地域の方々や普段来院してくださっている患者様へ感謝を伝えることと、技術のみでなく人柄も素晴らしい職員が揃っています!ということを伝えたかったというのが一番の理由でした。来院してくださった皆様にうまく伝わったでしょうか?

怪我をした際やどこかを痛めたときに(もちろん健康が一番ですが)この筒井整形外科クリニックを思い出していただけると幸いです。職員一同、お待ちしております!

このような素晴らしい企画を一緒に考え実行してくださった院長先生、実行委員のスタッフ、キッチンカーの方々にヘルストロン営業担当の方、本当にありがとうございました!

運動器機能解剖学研究所に行ってきました!

2024.09.11

こんにちは、理学療法士の岡崎です!

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、先日9月7日、8日とセミナー参加のため、岐阜県にある運動器機能解剖学研究所に行ってきました。今年に入って4回目の岐阜です。新幹線の長旅もだいぶ慣れてきました。以前一緒に参加した伊藤内科医院のPTさんと参加してきました。テーマは「Sono-anatomy&Sono-palpation下肢編」「初学者のためのエコーセミナー」でした。1日目は、股関節など下肢のエコー描出と触診、2日目は超音波エコーの概要及び基本知識、基本操作、プローブ操作について学ぶことが出来ました。

2日間を通して、超音波エコーをたくさん使用し機能解剖学の理解やエコー操作の精度を高めるための良い経験ができました。超音波エコーの基礎を学ぶセミナーは初めてだったので収穫が多かったです。1番の収穫は触診時の自分の手の感覚とエコーを見ながら触る手の感覚を統合させることが出来たので、触診の精度も高められる2日間でした。エコーを使用するにあたってどういう考え方・見方で使用するのか、基本的な操作ができているか、毎回同じ精度で描出できているか等反復練習が必要だと再認識しました。
これからも触診とエコーをたくさん練習し知識・技術共に高めながら地域の患者様のお力になれるよう頑張りたいと思います!今後とも宜しくお願い致します!!

第4回多々良大輔先生胸郭セミナー

2024.08.23

こんにちは。理学療法士の松本です。まだまだ暑い毎日ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先週の8月17日土曜日は、switch physio代表の多々良大輔先生による院内勉強会が行われました。

今回は多々良大輔先生にお願いをして、「胸郭」をテーマにした勉強会でした。胸郭とは、背中の胸椎や肋骨などを含めたものの事です。胸郭の正常な動きが阻害されることが首の動かしづらさや腰痛と関連している事を学びました。

左右の鎖骨や肋骨の動きをお互いに確認して、動きを良くする事で首や腰の動きが良くなる事を体感しました。首や腰の動きが悪いことが首や腰だけに原因がある訳ではないので、全身から動作を見て痛みを評価する事が大切です。

また、肩関節の動きにも胸郭の動きが関連します。髪を結ぶ動作や、投球動作などでの肩の動きも、肩だけではなく胸郭から評価をしていく事も大切です。

ご多忙にもかかわらず、今まで4回になる院内勉強会を開催してくださり、多々良大輔先生、本当にありがとうございました。今回学んだ事を活かし、当院へ来院していただいている多くの患者様の痛みを解決できるようにスタッフ一同、これからも全力で頑張っていきます。これからもよろしくお願い致します。

第31回下関地区地域合同勉強会

2024.08.11

こんにちは。暦の上では秋になりましたが、まだまだ暑さが厳しいですね。夏バテにはなっていませんか?松本は夏バテになりました。

さて、今回8月9日金曜日、第31回目となる下関地区地域合同勉強会が当院にて開催されました。

今回のテーマは『肩関節の評価と治療 肩甲上神経と肩甲下神経』で、担当は当院の椿PTと伊藤内科医院の津守PTでした。

今回の勉強会では、肩関節周囲組織の触診や、肩の動きの制限となっている筋や末梢神経に対するアプローチが中心でした。手を上にあげたり、背中に手が回らなかったりといった症状で悩みを抱えておられる患者様は非常に多いと思います。今回はそのような症状に対しての理学療法をしっかりと学びました。

今回写真は撮り損ねてしまいましたが、勉強会の中では骨模型を見てイメージをしたり、エコーを使用して筋肉や神経の状態を可視化しながら理学療法を学びました。実際にペアになって練習している中で、肩関節の可動域や、肩に力が入りやすくなったりと感じた方も多くいました。


肩関節だけに限りませんが、痛みに対しては適切な評価や理学療法が重要です。勉強会を通して、多くの学びがありました。今後もスタッフ一同、知識や技術をより一層高めて患者様のサポートが出来るように努めていきます。今回講師の椿PT、伊藤内科医院の津守PT、本当にありがとうございました。そして他院のリハビリスタッフの方や、リハビリの学生さんも参加下さりありがとうございます。

次回は、9月20日金曜日に「股関節の触診とエコー」をテーマに当院にて勉強会を開催致します。まだまだ参加者募集中です。初めての参加も大歓迎です。参加希望の方は『tsutsuiseikei0101@gmail.com』までご連絡下さい。スタッフ一同、お待ちしております。

1年ぶりの福岡セミナー

2024.08.07

こんにちは、理学療法士の岡崎です!

8月に入り、猛暑が続く中皆様体調はいかがでしょうか?暑い中での仕事や生活は一段と疲労が溜まりやすいので、水分補給と休養をしっかりと取りましょう!

さて、先日8月3日、4日と2日間で福岡で開催されたセミナーに参加してきました。昨年度も同セミナーに参加し、一年ぶりの福岡でのセミナーでした!テーマは「肘関節・足関節に対する機能解剖学的運動療法」で講師は林典雄先生でした。1日目は肘関節、2日目は足関節に対しての機能解剖学とその場で痛みや可動域が改善する治療を学ぶことが出来ました。治療に至るまでの病態や機能解剖、動態、評価が明確で、治療の流れや順序まで「なるほど!」と実感・体験できる内容ばかりでした。

「何が痛いのか」「どこがどう動いたら痛いのか」「そこには何があるのか」など機能解剖学を追求していく大切さを再認識できた2日間でした。

肘関節に関しては、日常生活やスポーツなどで肘の外側の痛みを訴える患者様は多くいらっしゃるのではないでしょうか?一般的には上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と言われ、その中でも様々な病態があります。筋肉や靭帯、関節、神経など問題となる組織や病態が多数あり、機能解剖と合わせて、整理することできました。

足関節に関しては、歩くことや体重がかかる場面で最初に地面と接する関節のため「痛くて足がつけない、強く体重をかけれない」と言った症状は多く見受けられます。また足関節が硬くてしゃがみ込みや階段後段などが困難なケースは多いです。そう言った足関節の痛みや可動域に対し、その場で改善するスキルを学ぶことが出来ました。

今回学んだ内容を踏まえて触診とエコーを復習し、根拠を持って治療に取り組めるように精進して行きたいと思います!