院長ブログ

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股関節セミナー in 京都

2025.04.06

こんにちは!
理学療法士の岡崎です。

4月になって少しずつ暖かくなり、桜が満開の季節になりました。皆さん,花見は行かれましたか?

さて、4月6日(日)に京都(なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック)で行われたセミナーに当院PT久原と2人で参加してきました。テーマは「解剖学に基づいた股関節疾患に対する運動療法」で講師は運動器機能医科学インスティチュートの小野志操先生でした。
小野先生のセミナーに当院理学療法士は数多く参加しています。小野先生は股関節の治療や研究に精通されている先生で、今回のセミナーは特に臨床で多い股関節痛に対して理解を深めることができました。変形性股関節症やスポーツによる障害または変形がないにも関わらず出現する鼠径部痛、臀部痛などの股関節痛で当院に受診される患者様は数多くいらっしゃいます。股関節痛に対する病態解釈に必要な解剖と知識を整理して、画像所見と理学所見による評価の大事さを改めて痛感しました。PT久原とお互いの身体で評価しながら治療を学びましたが、驚くほど痛みや可動域が改善しすぐに臨床で使える技術ばかりでした。

股関節を曲げると痛い、歩いて体重をかけると痛いなど、何が痛みの原因かまたどういった負担や動作が股関節の痛みを誘発しているかまでを考えて、治療と疼痛予防まで行い、患者様と共有しながらリハビリを行っていきたいと思います。また、レントゲン画像から関節の変形や骨形態、隣接する骨盤や腰椎までを評価できるように知識を深めていきたいと思います。
今回学んだ内容を院内で復習を重ね、1人でも多くの股関節痛でお悩みの患者様へ貢献していきたいと思います。

最後に京都駅近くの中華そばを食べて帰りました。患者様からのおすすめのお店で行列に並んで、食べることが出来ました!

第45回 地域合同勉強会開催!!

2025.03.30

こんにちは、理学療法士の椿です!

最近は暖かい日が続いていて、少しずつ桜も見頃を迎えてきましたね(^^)

さて、先日3月24日に第45回目の地域合同勉強会を開催いたしました。前回に引き続き、特別にSwitch physio代表の多々良大輔先生に講師をお願いしました。

今回も「まず解像度を上げよう!〜腰痛のサブグループ化に基づく理学療法〜」というテーマで前回同様、腰痛に対する評価と治療を学びました。一概に腰痛と言っても痛みが出る部位やどの動きで痛みが誘発されるかなど、人によって違います。身体を反って痛い人、前かがみや中腰で痛い人、同じ姿勢が続くと痛い人など様々です。

今回は、1時間半みっちり実技を通して、受講生同士で腰痛に対する理解を深めることができました。実際に多々良先生が受講生を対象に評価、治療され、即座に痛みや動きやすさが改善するのを、参加された受講生は目を輝かせながら見ていました。

多々良大輔先生には来年度4月からもアドバイザーとして筒井整形外科クリニックに月に3回来ていただき、来院された患者様の治療はもちろんのこと、スタッフの教育にもご協力いただくことになっております。

私たちも今回学んだことをしっかりと復習し、下関の地域で腰痛で悩まれている方々のために、よりよい治療が提供できるよう精進してまいります!

最後になりましたが、今回講師を引き受けてくださった多々良先生、そして業務後にも関わらず熱意を持って参加してくださった先生方に感謝いたします。

次回の地域合同勉強会は4月11日(金)の18:30~、場所は筒井整形外科クリニックの第2リハビリ室で開催いたします。テーマは、今年1月に当院へお招きした運動器機能解剖学研究所の林典雄先生のセミナー、『膝関節に対する機能解剖学的運動療法』の復習会となっています。特に参加の申し込み等は必要ありませんので、参加を希望される先生は動きやすい格好でぜひ一度足を運んでみてください。

ご不明な点がございましたら、【tsutsuiseikei0101@gmail.com】までご連絡ください。

みなさまのご参加お待ちしております!

肩関節セミナーに参加してきました!

2025.03.17

こんにちは!実家の犬を撫でまくるのが趣味になってきてます、理学療法士の伊藤(杏)です。

私は今回3月15.16日に横浜で行われた「肩関節障害に対する機能解剖学的運動療法」に参加してきました。講師は今年の1月に当院にてセミナーをしていただき、スタッフ全員お世話になっている林典雄先生でした!

肩関節は肩甲胸郭関節と肩甲上腕関節に分けられますが、今回は肩甲上腕関節の治療はもちろん、肩甲胸郭関節への治療も教わりました。またタイトルにもあるように機能解剖学からしっかり学ぶことで、肩甲胸郭関節と肩甲上腕関節のつながりや、どちらも評価・治療することの大切さを学ぶことができました。

当院のスタッフもよく林先生のセミナーに参加しているため、今まで伝達講習で色々と教わっていたのですが‥自分の記憶の曖昧さと技術不足に心が折れそうでした(笑)ですが直接ご指導いただき、たくさんのことを吸収することができました!

今回学んだことをしっかり患者様に還元できるようにみんなで共有したいと思います。

第44回地域合同勉強会(特別編)

2025.03.16

こんにちは、理学療法士の椿です!

3月に入り、少しずつ寒さも和らいできましたね(^^)

さて、3月10日に第44回目の地域合同勉強会が筒井整形外科クリニックで開催しました。今回は特別な会として、なんとswitch physio代表の多々良大輔先生を講師にお招きして開催することができました!多々良先生は当院で月2回、アドバイザーとして勤務しており、患者様の治療だけでなくスタッフ教育にもご協力いただいております。

今回の勉強会は「まず解像度を上げよう!〜腰痛のサブグループ化に基づく理学療法〜」というテーマで、主に腰痛に関する最新の知見や腰痛に対する評価と治療を実技を通して学ぶことができました。

昨年も多々良先生には腰痛をテーマに研修をお願いしましたが、講義や実技のアップデートがすごく、新しい知識や評価に対する解釈がより一層深まりとても貴重な勉強会になりました。参加した先生方も真剣に受講されていました。

今回参加してくださったセラピストの先生方、多々良先生ありがとうございました!多々良先生には3月24日の地域合同勉強会の講師もお願いしております!

運動器機能解剖学研究所

2025.03.08

こんにちは。

少しずつ暖かくなることもあり、早起きを頑張ろうとしている久原です(^^)

やはり朝は寒いですね(*_*)

さて、先日3月5・6日の水曜と木曜日に当院2名が岐阜県にある運動器機能解剖学研究所で開催されたsonoanatomy&palpation 上肢編・下肢編」に参加しました。

講師は、上肢は西嶋先生、下肢は岸田先生でした。

今回の研修内容としては、基本的に上肢(肩、肘、前腕)下肢(臀部、大腿部、膝、足部)の解剖学とエコーを使用して主に学んでいきました。

感想としては、物凄く勉強になりました(^.^)

実際に治療している組織が触れているのかエコーを通して確認し、各個人によって筋肉の大きさや神経の走行等、色んなバリエーションがあるんだと改めて再確認することができました。

そう考えると臨床での向き合い方も変わっていきますね(^^)

先生との話し合いで治療でのヒントを得て、有意義な勉強会になりました。

今回学んだ内容を臨床現場に活かせる様に院内スタッフに共有し患者様のお悩みを改善できますよう精進します。

第43回 地域合同勉強会

2025.03.03

こんにちは。理学療法士の徳田です!

先日2月28日金曜日は43回目となる地域合同勉強会が開催されました。講師は当院の伊藤(杏)PT、野間PTで「肩関節の評価・治療」について講義、実技をしていただきました。

今回は肩の痛みの原因でも多いQLS(大円筋、小円筋、上腕三頭筋と上腕骨で構成されている隙間)に対する評価・治療を学ぶことができました。QLSには「腋窩神経」が通っており、上記の筋が硬くなったりすることで隙間が狭くなり神経が圧迫され、肩の痛みや筋出力が低下したりします。

前回同様、アプローチ後にその場で可動域が改善したり、筋肉に力が入りやすくなったりと参加された先生方も効果を実感されていました。

伊藤(杏)PT、野間PTそして参加して頂いた先生方ありがとうございました!

エコーガイド下圧変動操作 in岐阜

2025.02.25

皆さんこんにちは!理学療法士の野間です。この度、2月23日(日)に岐阜県の運動器解剖学研究所で開催された「末梢神経周辺組織に対するエコーガイド下圧変動操作」に参加してきました!

講師は、名古屋スポーツクリニックで多数のスポーツ疾患の患者さんを治療してこられた福吉正樹先生でした。名古屋スポーツクリニックは運動器解剖学研究所 所長の林典雄先生と共同でセミナーを開催することも多く、林先生のお墨付きのクリニックでもあります😊

今回は題名にもある通り、腕や足の周辺の痛みに対しての治療である圧変動操作を詳しく解説、実技を実施してくださいました。

人が痛みを感じる原因としては、神経に痛みの刺激が加わることで生じます。さらに、神経に刺激が加わる原因としては、血流不足によって神経に栄養が行き渡らなくなることが1つの要因としてあります。この血流障害を改善する手技が圧変動操作という訳です!!

肩、肘、前腕、大腿、下腿と全身の部位に存在する神経の走行や評価方法なども含め、多くのアプローチ方法を伝授していただきました!

また、当院にあるヘルストロンは全身の血流を改善することを得意としています!今回のセミナーの考えを踏まえると、よりヘルストロンの有効性が理解できました!まだ利用したことのない方はぜひ!!😊

人工関節セミナーin北九州

2025.02.18

こんにちは。理学療法士の徳田です。

この度2月15日(土)は当院の理学療法士1名が北九州市の小倉にあります、九州医療スポーツ専門学校にて開催されました小野志操先生による「THA・TKAに対するエビデンスに基づいた治療技術」に参加してきました!

THAとは人工股関節全置換術、TKAとは人工膝関節全置換術のことをさします。このような手術は骨の変形の影響で強い痛みを伴い、日常生活に大きな支障をきたしている方に施行される場合があります。これらは手術後のリハビリ・自主トレ、脱臼予防(THAの場合)が重要であり、疎かにしてしまうと手術したにも関わらず関節の動きが制限されたり、創部に痛みが生じてしまうことがあります。今回のセミナーではそういった問題も、適切なリハビリ・自主トレをすることで問題なく動かせるようになることを知るとともに今回も臨床に役立つ知識・治療技術を学ぶことができました。

今回学んだ内容を院内スタッフに共有し患者様のお悩みを改善できますよう精進いたします。

第42回地域合同勉強会

2025.02.16

こんにちわ!理学療法士の岡崎です!

先週は下関では珍しく雪が積もり、子どもの時のワクワクする感じを少し思い出しました(笑)

さて先日、第42回目の地域合同勉強会が当院で開催されました。テーマは、「肩関節のエコーと触診」で講師は当院の伊藤(杏)PTと野間PTが担当しました。肩関節の痛みや可動域制限の改善について、講義と実技を学ぶことができました。

四十肩、五十肩をはじめ、肩関節の痛みで当院に来院される患者様は多くいらっしゃいます。肩関節は筋肉や靭帯、神経など様々な組織が痛みの原因になりやすく、肩が上がらないなど可動域制限を伴うことが多いです。今回は、肩関節の痛みで多い「肩甲上神経」についての、エコー評価と治療を学ぶことが出来ました。

神経へのアプローチで、その場で可動域が改善したり、筋肉に力が入りやすくなったりと参加された先生方も効果を実感されていました。

伊藤(杏)PT、野間PTそして参加して頂いた先生方ありがとうございました。

次回は、2月28日金曜日18:30~「肩関節の評価と治療」をテーマに当院で開催予定です。初めて方も参加募集中です。参加希望の方は、「tsutsuiseikei0101@gmail.com」までご連絡下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

肩関節セミナーin京都どすえ

2025.02.13

こんにちは。理学療法士の徳田です。

この度2月9日(日)は当院理学療法士2名で京都府京都市にある、なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニックにて開催されました小野志操先生による「解剖学に基づいた肩関節疾患に対する理学療法」に参加してきました。

今回のセミナーでは臨床でよく遭遇する症状(手を後ろに回す、肩を挙げた際の痛み等々)について最新の知見と臨床の事実を交えた、解剖学に基づく治療実技を教わりました。今回は徒手治療が多く、治療自体は簡単でも狙った場所を触れているのと触れていないとではこんなにも治療効果が違うのかと驚愕しました。そこで改めて触診の大切さを実感しました。こればかりはひたすらの練習で身につけていくしかないので、継続して技術を磨きます。今回学んだことを存分に発揮し、肩の痛みで悩まれている方のお役に立てたら幸いです。

下記は京都の街を観光した際の写真です。清水寺の写真には久原PTがいるので是非探してみてください!