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自動精算機はじめました
2021.11.01

こんにちは、院長の筒井です。
本日(11/1)より自動精算機を始動しました。
新しい機器の導入で患者様にもご迷惑をおかけした部分もあるかと思いますが、初日はなんとか滞ることなく会計できたみたいでした。受付のスタッフの皆さま対応ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
最初は慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえばスムーズな会計作業で患者様の待ち時間短縮に繋がり、また金銭受け渡しがないことで感染対策にもなりますので頑張っていきましょう。
待合室での待ち時間に。
2021.10.30

こんにちは、院長の筒井です。
待合室にモニターを置きました。
最近、来院患者様も増加傾向であり、待ち時間が増えてしまうことで大変ご迷惑をおかけする日もあります。少しでも患者様の待ち時間に有益な医療情報をお伝えしようと思い設置しました。医療情報は随時更新していこうと思います。
自動精算機も11/1より稼働予定ですし、今後も少しずつでもよりよいクリニックを目指していこうと思います。


自動精算機を導入します
2021.10.20

こんにちは、院長の筒井です。
当院でも自動精算機を2021/11/1より導入しようと思います。
コロナウイルスも少し落ち着いてはきていますが、まだまだ油断できない状態であり、今後のニューノーマルの考えでは出来るだけ接触は避ける必要があります。患者様はもちろんスタッフの感染防止・安全のためにも金銭の受け渡しも出来るだけ非接触で行いたく、導入させて頂きます。
慣れるまではご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますがご理解頂ければ幸いです。

四十肩、五十肩とは?
2021.10.18

こんにちは、院長の筒井です。
今回は前回の続きで四十肩、五十肩と呼ばれる疾患について少しまとめてみました。
正式病名は『肩関節周囲炎』と言います。なぜ四十肩や五十肩という名称で呼ばれるのかというと、その名の通り、40-50歳頃に肩が痛くなり発症することが多いためです。もちろん30歳でも60歳でも発症する可能性はあります。
(原因)
外傷や石灰沈着性腱板炎など何らかの原因で肩関節内の関節包に炎症が起こることで発症します。

(症状)
夜間痛(痛くて眠れない)や肩が上がらないという可動域制限などの症状が特徴的です。
肩関節周囲炎の症状には3つのフェーズがあります。①炎症期:痛みがとても強い時期②拘縮期:肩が硬くなり動かしにくい時期③回復期:症状が回復してくる時期です。
(治療)
四十肩・五十肩は放っておいてもいつか治ると思われている方も多いのではないでしょうか。確かに上にも記載したように①、②、③の症状の時期があり、③の回復期が存在していることから、自然と治るケースもあります。しかし、中には待てど暮らせど治らないケースも多く、治ったとしても1年以上かかることもあります。1年以上も肩の痛み、肩の動きの悪さを抱えて生活することはとても大変なことです。
早期に治療を介入するほど当然治癒しやすいため、最近は症状の早期から積極的に治療を行うことが推奨されています。治療は上の病期に合わせて変えていきます。
①炎症期:この時期は無理に動かすと更に炎症が増悪するため安静が大事ですが、早期に治療介入していくためには関節内注射による抗炎症を行い、疼痛を抑えます。
②拘縮期:疼痛を再燃させないように注意しながら、理学療法士による運動療法を行います。合わせて関節外注射(ハイドロリリース)・関節内注射(joint distension)による治療を行います。それでも改善困難な方にはサイレントマニピュレーションを行います。サイレントマニピュレーションとは神経ブロックによる麻酔をかけた状態で徒手的に関節包を切っていく処置です。詳しくはhttps://www.tsutsuiseikeigeka-clinic.com/silent-manipulation/

③回復期:運動療法を行うことで積極的に可動域改善を目指します。
以上簡単にではありますが、まとめてみました。患者様の多くが、来院されたときには発症してから数カ月経過しており、やはり四十肩だろうと思っていずれ治ると放っておいたと言われます。確かに治る方もおられるのでしょうが痛みが強い時期は寝るのも辛かったと思います。疼痛を減らす方法はあるため我慢せずに近医にご相談されることをお勧めします。
リハビリ勉強会
2021.10.14

こんにちは、院長の筒井です。
月1回のリハビリ勉強会を行いました。先月から始めたばかりですが、準備が大変で危なく3日坊主よりも最短な1日坊主で終わるところでした。危ない危ない、、。
準備は大変ですが得られることも多く、資料をまとめていたり、出来るだけわかりやすく作ろうとすることで自分の勉強になります。また勉強会を通して理学療法士のスタッフと討論することも出来、連携、知識の共有など多くのことが相乗効果的にレベルアップ出来ます。とりあえず1年間は継続していけたらと思います。
今回は肩関節周囲炎いわゆる四十肩・五十肩と言われる疾患を中心に勉強しました。この疾患を選んだのは最近はこの疾患で受診される方も多く、またこの疾患の治療に関しても以前のものとはかなり変わってきており、医師・理学療法士による連携した治療がとても大事だからです。
そもそも四十肩・五十肩という名前は原因不明の肩痛が四十歳-五十歳頃に出現するということから付けられているようなものであり、原因不明なものに治療の方法がなかったのは仕方ないのかなと思います。しかし今はある程度原因が解明されてきており、治療法の選択肢も増えています。以前のような痛み止めや湿布などで痛みをなんとか抑えながら自然と治るのを待たなければならないというものではなく、積極的に治療していくことが出来るようになってきています。年だから仕方ないと我慢せずに近くの整形外科に相談してみてください。
次回は四十肩、五十肩について少しまとめてみようと思います。
久々の息抜き
2021.10.10

こんにちは、院長の筒井です。
本日も青空が広がり、外出したくなる1日でしたね。とはいえコロナ禍ですし、あまり遠くには行けないのでどうしようかと悩んでいたところ、下関酒造さんで酒蔵祭りなるものが開催されていたので、朝から家族で少しのぞいてみました。朝一番でお客さんはまだ少ない方でしたが地元のお店が出店されていて、活気のあるいい雰囲気でした。美味しそうな食品や日本酒などが数多く並んでおり、見ていて楽しかったですね。
下の写真は下関市立大学の学生さんと下関酒造さんがコラボした日本酒だそうです。学生さんが元気に接客、販売されていたのと、可愛いイラストに惹かれて買ってみました。子どもの姿を確認した途端、『こちらもどうですか?』とすかさずピンバッジもお勧めいただいたため(おすすめされたので)、買わずにはいられませんでした。(笑)販売上手な学生さんです。子どもも付けてあげると喜んで飛び跳ねていたので買って正解でしたね。

さあ、リフレッシュもできたし明日からもまた1週間気合い入れて頑張りましょう!
整形外科リハビリテーション学会学術集会 創立30周年記念大会
2021.09.19

こんにちは、院長の筒井です。
9/19.20と整形外科リハビリテーション学会学術集会 創立30周年記念大会が開催され、web参加してきます。
コロナで大変な今日この頃ですが、こういった学会もweb開催が増えて、有名な先生方の講演を現地でなくてもwebで拝聴出来るようになったことは、ひとつありがたいことでもありますね。
この業界では錚々たる先生方の講演楽しみです。しっかり学んで自分の診療に生かしていけたらと思います!
コロナワクチン集団接種に出務しました
2021.09.12

こんにちは、院長の筒井です。
9/11夜間の部で集団接種に出務してきました。各職種のスタッフが十分に配置されてり、感染対策も十分、接種に来られた方たちもとてもスムーズに滞りなく接種が終了していました。
当院でも個別接種を行っていましたが、現在個別接種へのワクチンの供給が不安定であり、現在当院では中止していますので、その分少しでも下関市民へのワクチン接種に貢献できればと思い参加しました。
現在下関市の接種対象者は12歳以上の下関市民となっており、高校生などの接種者も見受けられました。以下に下関市のワクチン接種についての記載があるURLを載せておきますので、接種を考えられている方は確認してみてください。http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1611906534517/index.html#01
私個人のコロナワクチンへの考えは、副反応があることや新しいワクチンであり長期的にみて確実な安全というデータが分からないということへの不安は多少なりともありますが、現在でているデータからするとそれらのデメリットよりコロナウイルスに感染したときの重症化のリスクや後遺症のリスクなどの方がはるかに大きいように考えられ、やはりワクチン接種による得られるメリットの方が大きいと考えます。もちろん強制ではありませんので個人個人の考えを尊重します。
なにはともあれ、早くコロナウイルスが終息し、気軽に外出できるようになりたいですね。
私もワクチンは接種しているとはいえ、今後も今まで通り、感染対策を行いながら日々診療に取り組んでいきます。
胸郭出口症候群
2021.09.09

こんにちは、院長の筒井です。
今回は胸郭出口症候群について、院内でも勉強会をしたので簡単にですがまとめてみました。
胸郭出口症候群とは、首から肩、上肢に向かって伸びていく神経や血管が圧迫されたり、引っ張られることで起こる様々な症状のことです。症状としては首や肩甲骨周りに痛みが生じたり、上肢のしびれ、握力の低下などがあります。
原因は首から上肢にかけての神経や血管の通り道の中で狭い部分(生理的狭窄部位)があるためといわれています。そこで神経や血管が挟まることで症状が出現します。ほとんどが神経性のものといわれています。

狭い部分は主には3ヵ所あり、上の図の①前斜角筋と中斜角筋の間②鎖骨と第1肋骨の間③小胸筋の後方の間です。これらをレントゲンやMRIなどの画像で診断することは困難であり、症状や理学所見などで診断していきます。
治療は薬物療法や手術療法などもありますが、まずは運動療法による保存的加療が大事です。この疾患の原因としては元々狭い神経の通り道がさらに姿勢の悪さだったり、それによって凝り固まった筋肉のせいでより狭くなってしまったことにあります。運動療法を行うことで、筋肉をほぐしたり、神経の圧迫を解除出来れば症状が緩和していきます。運動療法のみで改善しにくい場合は、筋肉や神経周囲にハイドロリリースといわれる注射による治療を当院では行うこともあります。
病名自体が症候群と名付けられているだけにまだまだ完全に解明されきってはいない疾患です。そのため治療が難渋することもありますし、画像で示すことが出来ないため見逃されることも多い疾患です。私自身、日々の診療を丁寧に行い見逃さないこと、そして日々知識をアップデートしていきこの疾患で苦しまれている方を治療できるように努力していきます。
気になる症状などがあればいつでもお気軽にご相談ください。
リハビリ勉強会
2021.09.08
こんにちは、院長の筒井です。
当院の理学療法士(PT)のスタッフの人数も増えてきており、自分も含めて全員の知識のアップデート、治療方針の統一のためにPTとの定期的なリハビリ勉強会を始めました。
勉強会は、意見交換しながら知識の共有を行えますし、発表することでインプットした知識を他人に分かりやすくアウトプットするという作業があり自分の知識の整理にもつながります。今後も継続していきたいですね、3日坊主にはならないように頑張ります、、。
本日は『胸郭出口症候群』をテーマに行いました。下の写真は勉強会の様子です。

また当院では今後PTにもエコー(超音波)を組み込んだ一歩進んだ理学療法による治療をしていってもらいたいと思い、エコーの勉強もしています。下の写真はエコーを使っての解剖の説明をしています。

よりよいクリニックを目指して日々精進です!!