運動器機能解剖学研究所に行って来ました!!
2025.06.10
こんにちは。
最近ご飯を沢山食べるようになったのですが、一向に体重が増えないことで自分の体に疑問を抱いてるPT久原です。
さて、先日の6月7,8日(土・日)
岐阜県にある運動器機能解剖学研究所のセミナーに行って来ました!!
1日目は、岸田敏嗣先生が講師の「初学者のためのエコーセミナー」
2日目は、福吉正樹先生が講師の「運動器超音波リハビリテーション肘関節・前腕編」
に参加しました!!
2日間ともエコーについてみっちり学ぶことができました。
岸田先生の方では、エコーの使い方についてご教授してもらいました。
エコーには短軸操作(プローブという機械を横向きにする操作)と長軸操作(プローブを縦向きにする操作)があります。
骨が出ているところなどは中々操作が難しく苦戦しましたが、良い経験になりました!
あと、岸田先生は元々大学で法学部卒業らしく法律についての読み方や解釈の仕方なども教えて頂きました。
福吉先生の方では、エコーを使用した野球肘に対する治療をご教授してもらいました。
講義内容を一つピックアップすると
野球肘に多いのは肘関節の内側の痛みだと思います。
よくあるのは、ボール投げる直前で痛みが出ると訴えがあります。
ボールを投げる直前には、肘関節内側の靭帯に強烈に負荷が掛かります。研究では靭帯だけで止めることになると投球動作一回するだけで簡単に断裂してしまうらしいです。
そのためには、肘の内側の筋肉が一緒にストレスに耐える為にサポートをしています!
肘関節内側の筋力トレーニングがとても重要だと分かりましたが、神経の圧迫等があると中々筋力は付きません。
そこで、エコーを使用した理学療法があれば神経に対して介入することでき、結果筋力トレーニングがより効率良くできることを学びました!!
小さいお子様や中学生・高校生で野球肘の痛みが大小あり、通院を迷われている方はいらっしゃると思いますが、我慢してても痛みが解決することは非常に少ないと思います。
当院では、野球肩や野球肘に対して知識あるスタッフも在籍していますので、是非来院の希望があればよろしくお願い致します!!
最後に、岐阜県で食べた焼肉も写真に添えて置きます(^^)
