院長ブログ

骨粗しょう症勉強会 

2022.06.18

こんにちは、院長の筒井です。

黒南風の候、しっとりとした風の中に緑が香る季節となりました。

・・・皆様どのようにお過ごしでしょうか、上記は私も普段使いませんが梅雨入りの挨拶です。

今回はリハビリ勉強会の代わりに骨粗しょう症について全体で勉強会を行いました。

最近各部署新しいスタッフも増えてきたため、当院でも力を入れている骨粗しょう症について全体でおさらい、さらなる知識のアップデートを行いました。

骨粗しょう症とは骨がスカスカになる病気のことです。「骨がスカスカになる」イコール骨折しやすい、ということはなんとなくイメージできるのではないでしょうか。つまり、ちょっとこけた・ぶつけたなどの軽い衝撃でも骨折してしまう状態です。

下の図は要介護などの原因のグラフです。骨折が3位であり、多くの原因が骨折によるものとわかります。

そして骨折による介護では高額な費用がかかってしまうというデータもあります。

そのため骨折を起こす前の予防がとても大事です。

しかし骨粗しょう症は自覚症状があまりないため、なかなか自分で気づくことはできません。「いつのまにか骨折」といわれることもあるように気づけば骨粗しょう症による背骨の圧迫骨折を起こしているということもあります。下記の症状がある方は早めに検査をお勧めします。近くの整形外科にお尋ねください。

検査としては当院では下記の骨密度測定装置で腰椎、大腿骨の骨密度を測定して診断します。

検査の結果、骨粗しょう症と診断された方は骨粗しょう症の治療が必要です。治療の方法は主には薬物療法となります。骨がスカスカになる原因の多くは、骨を壊す細胞が働きすぎていることが多いです。

ここにきてやっと骨粗しょう症の病態の話ですが、そもそも骨は古い骨は壊されて(破骨細胞の働き)、新しい骨が作られる(骨芽細胞の働き)というサイクルが十分に行われることで丈夫な骨が維持されています。しかしこのバランスが崩れ、骨が壊されすぎると骨粗しょう症となります。

そのため治療薬としては、働きすぎている破骨細胞を抑える薬、あるいは骨を作る骨芽細胞を強くする薬などを主に使用します。

骨粗鬆症治療薬は多数あり、患者様一人ひとりの骨密度の程度、骨折の既往があるか、年齢、性別など様々な要素を総合的に考え薬剤は選択されます。

当院でも積極的に骨粗しょう症治療を行い、骨折の予防を行うことで、地域医療に貢献出来たらと思っています。

気になる方はお気軽に当院にお尋ねください。