院長ブログ

産前・産後リハビリテーションについて

2022.06.23

こんにちは、理学療法士の伊藤です。

私は先日「産後姿勢改善〜ボバースコンセプトに基づいて〜」と「妊婦、産褥婦における腰痛と体幹機能」という二つの産前産後セミナーに参加してきました。

一つ目の「産後姿勢改善〜ボバースコンセプトに基づいて〜」は大阪にあるあわ整形外科クリニックにて行われました。

前回のセミナーである「周産期〜産後のマザーリハビリ入門」もこちらで開催されました。

今回のセミナーでは主にハンドリング(徒手的介入)を通して姿勢のコントロールや身体図式の再構築を促すことを学習しました。

妊娠中はお腹が大きくなるにつれて反り腰になったり頭部が前方に位置したりと、姿勢のとり方が大きく変化していきます。これを身体が覚えてしまい、出産後も同じ姿勢で生活することによって腰痛や肩こりを引き起こす原因のひとつとなります。

自分の姿勢がどうなっているのか、意外と分からない方は多いのではないかと思います。セラピストのハンドリングにより正しい運動方向や姿勢コントロールを促すことができれば、より負担の少ない姿勢コントロールが獲得できるのではないかと思いました。

二つ目の「妊婦、産褥婦における腰痛と体幹機能」は神戸にて開催されました。

(会場の写真は撮り忘れてしまいました‥)

このセミナーではタイトル通り、体幹機能と腰痛について学びました。

妊娠中に腰が痛くなる原因については①妊娠による骨盤の不安定さと②妊娠による姿勢の変化があげられます。妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌されます。筋や靭帯を緩める作用を持っているのですが、これがなんと妊娠初期に分泌がピークになるそうです。お腹が大きくなるにつれて痛みが出現しそうですが、妊娠初期よりホルモンの影響で骨盤帯が緩み、腰痛が出現することも多いようです。

骨盤帯の安定にはインナーマッスルや臀部の筋力が必要ですが、妊娠前の姿勢も影響を受けます。自分の姿勢がどうなっているか気付き、微力ながら身体への負担を少しでも減らせる手伝いができればと思いました。

コロナ禍でセミナーはすべてオンラインとなっており、ここ数ヶ月で久しぶりに対面セミナーに参加しました。やはり講師の方々に直接お話を聞いたり実技をレクチャーしていただくのはとても楽しいです。これからも色々な分野を学習していきたいと思います。